ADという仕事のグッドポイント①
先日、ADという仕事の残念ポイントとグッドポイントを
記録しておこうと思い、
残念ポイント第一回目を書きました。
今回は、よかったと思うところ、
グッドポイントの第一弾。
あくまで、大変な業界の闇を暴きたいとか、
人間らしい生活を送れないとか、いうのを
表沙汰にしたいとかではなく、
ADという仕事に興味を持っている人がちょっと
見てくれたらいいなー程度です。
テレビの裏側言っちゃダメだろ!みたいなところもあると思いますが、
私がこのブログに書き込んでいるのは、
放送が終了した番組の、もう表に出ている部分、
あるいは、まあ会社のブログにも書いてあるけどね!という部分です。
先日の、残念ポイント第一弾を見たい人はこちら↓
さあ今回は、
ADになってよかったこと!
とりあえず思いつくことを挙げます。
・普通に生活していては経験できないことが経験できる
・ネタがたくさんできる
・芸能人がたくさん見れる
・テレビに出れる
・最初にADを経験すると、ある程度どんな仕事も楽に感じる
(働き方や残業の概念が一般の人と違う)
配属や会社によるもの
・舞台や映画、本など、番組づくりの勉強になるようなエンターテインメントは無料
・仕事としてだが経費で海外に行ける
・月に1回ご飯の配給がある
2019.2.7時点
とりあえず今浮かぶのはこのくらい。
私がADになってよかったと思う一番のポイントは
「普通の人では経験できないようなことが経験できる」こと。
大変なことばかりだったけど、
大変な仕事の中にどんな楽しみを見出すかというのが大事。
私が見出した仕事の楽しみがコレでした。
例えば、
「芸能人がたくさん見れること」
→これを楽しみに頑張れるようなミーハー心を持っている人◎
最終的には私は山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介といった
コードブルーメンバーオールスターを目の前で拝めると言われようが、
人手が足りているなら寝たい・休みたいとなっていました(笑)
これでもかなりミーハーな人間だったんです。
そのうち芸能人を見ても、「人」としか思わなくなりました(笑)
他には、
「タイの軍隊に行き目の前でバズーカ(ロケットランチャー)を撃ってもらう」
「イルカの目を持つと言われているタイのパジャウ族の島に行った」
※タイ飯美味しい
※防護服暑すぎて地獄
「アプリの生配信に芸人さんと出演した」
「ちょっとしたVTRに映った」
※クイズ番組なら問題VTRとか
「超有名舞台の裏側(劇場ができるまでや稽古の様子)が見れた」
「カメラリハーサルでMCができた」
などなど
基本的には、テレビの中で起こっていることが、
私たちにとっては当事者というか、目の前で起こっているのです。
そりゃ~面白いですよね。
振り返って思い出すことは、特番配属時代のものばかりです。
特番に配属されると、毎回内容が違います。
いろんな経験ができます。
バラエティロケのこともあれば、
再現ドラマを撮影することもある。
海外ロケがあれば、スタジオショーもある。
一方で、
レギュラー番組に配属されると、番組によっては、毎回やることがほぼ同じ。
私はクイズ番組に配属されてから、
新しい経験というのがなくなってしまい、
テレビを作る仕事をする中での楽しみを見出せなくなってしまい悩みました。
私は2年半で辞めてしまったけど、
ADというかテレビ作りという仕事は、本当に面白いと思います。
もっと働き方が変われば良いのになあ…。