【YOSAKOIで世界を繋げ】~元ADの協力隊🇧🇷活動BLOG~

2019.7.22~日系社会青年海外協力隊2019-1次隊としてブラジルに来ました! テレビ番組元AD/青年海外協力隊/日系社会青年ボランティア/ブラジル/旅/ヒッチハイク/YOSAKOIソーラン

日系社会青年ボランティア(青年海外協力隊)の応募・選考について&てか、ボランティアって何なの?って話

 

青年海外協力隊、日系社会青年海外協力隊

2018年度秋募集の募集情報の公開が始まりました。

 

日系社会青年ボランティア

 日系社会海外青年協力隊

と名前が変わっていたり、

日系の訓練が横浜から駒ヶ根になってたり、

色々と変わってきているので、

選考も今後何かしら変わったりするのでしょうか

 

私が受けた2018年度春募集

応募・選考についてです。

秋募集を受ける方にとっては

これが最新の情報のはず!

 

後半は、

応募する際にも考えてたけど、

「てか、ボランティアって何なの?」

という話。

 

とりあえず2018年度春募集について、

せっかくなので参考になれば!

 

 

<< スケジュール >>

 

5月1日(火) 一次選考書類締切(正午)

        (WEB応募)

6月6日(水) 一次選考結果発表

        健康診断受診・提出

7月4日(水) 二次選考 

        (東京にて面接)

    ※日程前後あり全5日間中指定の1日だったかな   

        再検査指示・提出

8月17日(金) 二次選考結果発表

 

2018年度秋募集のスケジュールについては

このURLに書いてあります

https://www.jica.go.jp/volunteer/application/seinen/process/index.html

 

<< 一次選考(書類)>> 

箇条書きで失礼します!

WEB上で入力して送信する

・時間の制限があるため、入力してはこまめに保存の必要あり

・提出(送信)しなければ、何度でも書き直しができる

・結構がっつりなので早めに取り組んだ方が良い

 

 書類内容

 ・志望理由

 ・ボランティアについての自分の考え

 ・派遣先で何がしたいか

 ・帰国後のキャリア       など

 

 

<< 二次選考(面接)>> 

箇条書きで失礼します!

 

人物面接:ボランティアとして向いているかどうか?

技術面接:その要請にあっているかどうか?

 私の場合、YOSAKOIソーランという

  かなり特殊な要請であることもあり、

  正直よくわからなかったです。

  聞かれることはほぼ同じでしたが、

  技術面接の面接官の方が現場のことを理解しているので、

  派遣先でどんなことができるかなど

  具体的な話をしました。

  

・口座登録など、提出書類あり

・面接は基本的に面接官2人(テーブルあり)、

        受験生1人(椅子だけ)

      こんなの→f:id:krymk039:20180910234629j:plain

圧迫面接ではない

 (たくさんブースや部屋があるので

  他の部屋がどうかはわからない)

・面接官は一次選考の応募書類が手元にある

・私は、朝一番(面接スタートの時間)に技術面接

 午後から(14時くらいだったかな?)人物面接

・現職参加についての相談ブースあり

 (過去にその会社から現職参加した人がいるのかどうか

  調べてくれる)

・派遣先でバイクの免許を取る必要があるかの相談ブースあり

・午前中に参加の意思?現職なのか退職なのかなどの

 意思確認的なブースには必ず行かなければならない

・お昼は事前に買ってくる

・外出は基本不可

・おしゃべり自由(待ち時間が長いので本を持って行くも良し)

・携帯使用自由

 

 

 面接内容

 面接はあまり得意ではないので、一問一答というのではなく、

 私は会話に持って行こう持って行こうとしていました。

 そのため、こう聞かれてこう答えたという感じではないです。

 内容も特殊なので、あくまで私の場合です。

 

 ①技術面接内容(面接官:女性2名)

 (技術面接は特に、おしゃべりしてきたという感じで

  とりあえずどんな話をしてきたか覚えている範囲で

 ・ADが不規則だという話

 ・ADの仕事をこんなことに活かせそうだという話

 ・YOSAKOI以外の活動もしなければいけなくなると思うという話

 ・日系は古い日本の文化だから厳しいという話

 ・日本文化を伝えに行くというより、

  学びに行くというスタンスの方が良いのかもという話

 ・日系の方々は頭がいいし、すごい人たちだから、

  海苔巻き一つ作るにもきっちりしているという話

 

 

 ②人物面接内容(男性1名、女性1名)

 ・志望理由

 ・高知のよさこいYOSAKOIソーランの違い

 

 全然、覚えていない

 時間が経ったからということではなくて、

 面接終わりに既に思い出せなかった

 

 

<< 再検査 >>

大問題の、再検査です。

二次面接が終わった後、

メールで再検査指示が届きました。

 

基準に収まっているのか自分でも確認していたので、

自分の数値が怪しいということは

私も重々承知しておりました。

 

JICAボランティアのページでも

基準値についてのリンクがあります

https://www.jica.go.jp/volunteer/application/seinen/physicalcheck/pdf/kenkou_referencelist.pdf

 

ですが、

面接のときに何も言われなかったしな

なんて思っていたら、

メールで再検査指示です。

しかも、

7月7日(土)の夜にメールが来て

7月12日必着で診断書と検査結果を

送らなければならないとのこと。

時代はLINE、気づかなかったらアウトでした。

(仕事の関係もあり、

 必着の日までに送るのは不可能だったので

 間に合わない旨を連絡しました)

 

しかし、仕事は泊まり込みでの編集期間、

超不規則、睡眠時間もままならない中、

血液検査を受けに行ったところで、

良い結果が出るのだろうかと。

 

ちなみに私が引っかかったのは『血小板』

15万~35万が基準という中で

健康診断の結果は49.8万。

いやいやいや….

 

知り合いのお医者さんが、

脱水ぎみだと数値が高く出ると教えてくれたので、

血液検査のその日は、とにかく水を飲みました。

 

結果、

私の血小板数値は43万まで下がりました。

でも、43万です。

 

おまけに診断書には『血小板増多症』

「半年に1回血液検査を受けてください」

と書かれていました。

 

終わった

 

ああ、落ちた時の言い訳ができた。

面接より、健康診断のハードルが高くなるなんで、

思ってもいませんでした。

 

ですが、

結論を言えば受かったわけです。

私は日系社会青年ボランティアだったからかもしれません。

青年海外協力隊で、

発展途上国への派遣を希望していたらどうだったのか。

 

JICAの顧問医さんが判断するものなので

基準を超えているものがどこまで許容範囲なのか、

なんとも言えませんが、

基準におさまっていないからと行って、

絶対に受からないわけではない!ということです。

数値に多少の不安がある方も、

諦めてはいけないですね!

 

ちなみに、献血をしましたが、

その時も血小板数値は43万、

ADという不規則な生活のせいで

数値が上がったのかと思っていたにもかかわらず、

過去(19歳と?歳)のときの血小板数値も38万と

基準にはおさまっておりませんでした。

もう、どうしたら良いのでしょうか

 

 

 

 

 

 

 

という感じで、

再検査について以外、

ざっっっっっっっくり書きましたが

あまり参考にはならなそうですね(笑)

 

先ほどのスケジュールを見ればわかる通り、

各選考、結果が出るのに1ヶ月以上かかります。

まだかまだかと、待ちどうしくなりますよ。

会社にもいつ結果出るの?まだ?と

 

まあそうでしょう。

2018年度春募集では、

一次選考に1,072人の応募者がいて、

二次選考は776人が受験をします。

この情報は、JICAボランティアのホームページ

『お知らせ』から『職種別選考状況』

というので見ることができます

 

自分の希望する職種に、

どれだけの人が応募をして、

どれだけの人が一次選考合格をして、

そのうちどれだけの人が二次選考を受験し、

最終的にどれだけの人が合格するのか。

 

一番倍率が高いのは『青少年教育』と言われています。

2018年度春募集では、

青少年教育は40の要請に、

一次選考で95の応募がありました。

最終的に合格したのは30人

(登録9人:補欠合格のようなもので

      辞退した場合などにくり上がりになったりする人)

単純に計算すると3.1倍です。

3人に一人しか受からなかったことになります。

 

ですが、

倍率の低い要請はたくさんあります。

 

私が受けた『文化』は

4つの要請に応募人数2人、合格者2人。

受けた2人とも合格しています。

そもそも4つの要請に2人しか応募していません。

 

どうしても青年海外協力隊に行きたければ、

この職種別選考状況を確認して、

なるべく倍率の低いところに応募するのも

一つのやり方でしょう。

 

とはいえ、

青年海外協力隊では専門的な知識や資格、

技術を要するものが多いです。

私みたいな一般ピーポーが応募できる職種は

限られているんですよね

 

ちなみに、

応募の際は第3希望まで記入することができます。

私も、一通り要請を見ましたが、

国のお金を使って海外に行く以上、

自分にはできることは何だろうと考えてしまい、

ただ行っても何もできなきゃ意味がないと

思っていました。

なので、私は第一希望しか書いていません。

 

面接でも、他の要請について聞かれましたが、

「他の要請も興味はありますが、

 国のお金で行く以上

 自分にできるのは何かということを第一に考えている」

ということと、

「地球の反対側にいるブラジルの方々と

 YOSAKOIソーランを踊るだなんて、

 なんて面白そうなんだと思い応募した」

ということをきちんと伝えました。

 

私の場合は

YOSAKOIソーランありきだったので、

なぜ他の団体や機関ではなく

青年海外協力隊だったのかと聞かれても、

「海外でYOSAKOIソーランを踊る」

という要請がたまたまJICAボランティアだっただけで、

それがたまたまブラジル・日系だっただけでした。

もちろん、金銭的に青年海外協力隊がどれだけ

チャレンジをしやすい環境かというのはありますが

 

なぜ日系なのかという理由や、

なぜブラジルなのかという理由は

本当に薄かったです。

 

面接で応募した理由を聞かれても、

「地球の反対側にいるブラジルの方々と

 YOSAKOIソーランを踊るだなんて、

 なんて面白そうなんだと思い応募しました!

 それが全てです!」

と答えました。

 

ですがその分、ボランティアという意味では

よかったのかもしれません。

 

自分が面白そうだからやりたい!

結果として、

それが派遣先の人の役に立てば

それでいいじゃない。

 

小学生・中学生の時もプチボラとか言って、

花植えとか雑草抜きとかゴミ拾いとかやってたけどさ、

地域の人のためにやらなきゃいけないことなんだ

と思っていたんですよね。

ボランティアって、

『社会貢献』とか『無償で良いことをすること』

だと思っていたわけです。

 

今回、応募するにあたって、

ボランティアって意識が全然なくて、

何書けば良いんだろうってすごい悩みました。

『ボランティアとは』ってGoogle先生に聞いてみたりして。

 

そしたら、

先輩隊員の方々が『win-winが大事』と言っていたり、

そもそも、ボランティアとは

「何かをやりたい!」と思うことを主体的に行う活動で、

『自分のできることをして自分自身を向上させるという考え方に

変化してきた』とか書いてあったのです。

 

私には、

国際協力がしたいとか、

世界中の人が笑顔になってほしいとか、

誰かのためにという意識は正直あまりなかったけど、

自分が面白そうだからやりたい!

結果としてそれが派遣先の人の役に立てば

それでいいじゃない!

って、これもボランティアってことじゃん???

 

私が、面接会場で出会った人たちも、

こんな研究がしたい、

こんな生物が好きで観察したい、

世界のためにっていうより、

自分が何をやりたいのかというのを

しっかり持っているなーという印象を受けました。

 

だから、

「ボランティアで海外行くの!?

 すごいね!!!!」

は違う。

(最近Twitter上で↑こんなこと言っていた方がいて

 めっちゃ共感した)

 

別に自分を犠牲にも、お金を犠牲にもしてないから。

ブラジルでYOSAKOIソーラン!?

なんてこった!!!!!

こんな面白そうなことあります????????

って感じに私は大興奮なんです。

(まあ、キャリアを犠牲にはしているかもしれないけどね)

 

日系社会には縁もゆかりもない私です。

JICA横浜にある海外移住資料館に足を運んでみたけど、

正直今の日系社会がわかるわけではありません。

行った時の自分を想像することも難しいと思いました。

 

なので、

ADとしてこれまでやってきたことが

日系社会青年ボランティアで活かせるかもしれない

とわかったのは、二次選考の技術面接の場でした。

 

今、日系4世、5世の方々の時代になってきて、

実際に日本からブラジルに渡った人は、

80歳、90歳とかなり高齢になっています。

日本語を話せる方もかなり高齢の方のみという風にも

聞きました。

移民としての当時の生活を語れる方が、

少なくなっているのです。

 

私もまだまだAD3年目、

PRの編集やクイズの問題作りくらいしかしていませんでしたが、

映像制作や画像編集というコンテンツを持っていることは

私にとって強みになりました。

 

日系では、日系の歴史や文化の伝え手を

求めているのではないか、

ただYOSAKOI経験があれば良い

というものではないのだと…..

そのためにも、

情報を発信する立場になれるよう、

今のうちからと思い、このブログを始めました。

 

幸い、派遣前訓練までもあと半年あります。

まだまだ時間はあるのです。

(お金はないけど)

 

時間がある時ってお金ないよね。

お金がある時は時間がない。

海外行きたかった

もっと日本を見たかった。

 

この半年をどう使うか、

私にとって大きな課題になりそうです。